ユニーク

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…食堂 紳人「何食べようかな~??」 ミント「キムチラーメンがオススメよ!?」 アルト「こいつはオススメを頼めへんで~??」 紳人「じゃあキムチラーメンで!!」 おばちゃん「はいよ!!」 アルト「あれ??ワイの時は…」 ミント「邪魔よ!!」 アルトを押し退けて注文した 紳人「エマちゃんは何にするの??」 エマ「…チョココロネ…」 紳人「それだけ??」 エマ「…そう…」 紳人「そうなんだ。少食だね」 エマ「…」 紳人「チョココロネ好きなの??」 エマ「…形が…」 紳人「形が??」 エマ「…ユニーク…」 紳人「味は??」 エマ「…ユニーク…」 紳人「そっそう…」 六人は昼食を持ち席に着いた 紳人「あの~前に自己紹介したけど…蕪木紳人!!よろしく」 ミント「私はミント・ヴァルージュよ!!」 レナ「私はレナ・アルウィンです。よろしくお願いします」 エマ「…エマ・バレント…」 アルト「ワイは…」 ミント「あんたには聞いてない!!」 グリム「グリム・バンガードだ」 ミント「シントは何処から来たの!?」 紳人「え~っと、遠い所から」 ミント「遠い所!?」 紳人「そう。遠い所。出来れば聞いて欲しく無いなぁ」 ミント「何故!?」 紳人「辛いからさ」 ミント「わかったわ!!」 紳人(助かった~) アルト(オモロイ事思い付いたで!!グリムにも協力してもらわんと…) アルトはグリムに耳打ちした グリムはニヤリッとして頷いた アルト「そういやさぁ~シントってキムチラーメンの一気食いが得意って言っとらんかった??ワイ、メッチャ見たいんやけど…」 紳人(は!?何言ってんの??こいつ) グリム「俺もそれは聞いた事があるな…一度見てみたかったんだ」 紳人「は!?」 アルト「ちょうどキムチラーメンやし見せてや!!」 ミント「ホントに!?やってよ!!見たいわ!!二人も見たいわよね!?」 レナ「気になりますね」 エマ「…披露希望…」 紳人「マジで…??」 アルト「確か汁も飲み干すとか何とか言っとったなぁ~??」 紳人(ハードルが…) グリム「確か激辛が好きだったよな??辛く無くちゃキムチラーメンじゃないとか豪語していたような…俺は今運よく黒胡椒を持ってるぞ??貸してやろう」 紳人(またハードルが…) 紳人はエマをチラッと見た エマと目が合った エマ「…期待…」 紳人「クッ!!やってやるぜ!!」 紳人は胡椒を掴み振り掛けた グリム「まさかそれだけって事は無いだろう??」 アルト「当たり前やん!!あんなんまだまだ序章にしか過ぎやん!!本番はこれからやで!?」 紳人(クソッ!!) 紳人は胡椒の蓋を取り全て振り掛けた 紳人「お前等!!よく見とけよ??」 紳人はラーメンを食べ始めた …
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