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次の日、朝。
「おはよう、お母さんお姉ちゃん。」
「あ、おはようゆたか。地震大丈夫だった?」
「え?地震?またあったの?」
「そうなのよ。結構大きく揺れたのよ。」
「気付かなかった・・・」
「まぁ、ぐっすり眠ると何も感じないって人はいるわよね。」
そんな親子の平和な会話を打ち消すように事件は起こる。
ピンポ~ン♪
「あら、誰かしら。朝早くから。」
「あ、奥さん大変だよ!」
「ど、どうしたんですか?」
「三丁目の九坂さん家のお嬢さんが死んでるのが見つかったのよ!」
「え~っ!?」
こうして事件は幕を開けた。
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