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研究室
「先生❤来ましたよん🎵」
「語尾を可愛くしなくていい。事件のことで来たんだろう。」
「あっ、そうでしたね。てへっ😁」
「同じことを何度も言わせるな。まったく・・・」
かなみは晴れてこなきと恋人同士になったので、事件の最中でもこうして会うとデレが出てしまうのだった。
「そいで、今日は何で来たんだ。不可解なことが起こったのか。」
「あ、は、はい!実は耐震シートを付けていたタンスが倒れて。普通ならあり得ないことなので。」
「ふむ・・・その耐震シートはちゃんとした物なのか?不良品なら倒れても不思議じゃないぞ。」
「いえ、メーカーに問い合わせたところ特に問題はないそうです。あ、後ですねもう一つ気になっていることがあるんです。」
「何だね。」
「私の部下の一人だけが昨日の地震を感たんです。気になって他の同僚たちにも聞いたんですけど、やっぱり皆感じなかったって。」
「ふむ・・・それは奇妙だな。よし、調べてみるか。」
「お願いします。」
こうしてこなきはみさえを調べ、かなみは聞き込みをすることとなった。
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