第三話~振動る(ゆれる)~

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研究室 「先生❤来ましたよん🎵」 「語尾を可愛くしなくていい。事件のことで来たんだろう。」 「あっ、そうでしたね。てへっ😁」 「同じことを何度も言わせるな。まったく・・・」 かなみは晴れてこなきと恋人同士になったので、事件の最中でもこうして会うとデレが出てしまうのだった。 「そいで、今日は何で来たんだ。不可解なことが起こったのか。」 「あ、は、はい!実は耐震シートを付けていたタンスが倒れて。普通ならあり得ないことなので。」 「ふむ・・・その耐震シートはちゃんとした物なのか?不良品なら倒れても不思議じゃないぞ。」 「いえ、メーカーに問い合わせたところ特に問題はないそうです。あ、後ですねもう一つ気になっていることがあるんです。」 「何だね。」 「私の部下の一人だけが昨日の地震を感たんです。気になって他の同僚たちにも聞いたんですけど、やっぱり皆感じなかったって。」 「ふむ・・・それは奇妙だな。よし、調べてみるか。」 「お願いします。」 こうしてこなきはみさえを調べ、かなみは聞き込みをすることとなった。
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