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大学~検査室内~
「それでは、少し話を聞こうか。」
「何でこんなことしなくちゃならないんだよ。関係あんのか。」
「君だけが感じていて、他が感じないのはおかしいだろ。大丈夫、ちょっと話を聞くだけだから。後は必要に応じてだ。」
「ちっ、分かったよ。」
「では聞くが、揺れを感じたのは何処で何時ごろだ?」
「確か、家にいて寝てた時だから、大体午前3時くらいかな。」
「ちなみに、家は何処に?重要な証言になるかもしれないからな。」
「家は4丁目の南城さんの所の隣だからな。ちなみに、殺された九坂さんの家も南城さんの一件隣だったな。」
「本当かそれは!」
「警官が嘘ついてどうすんだよ。そういや、揺れを感じたのはその近所五軒だけだったな。後、南城さん家の奥さんは殺された娘を良く思ってなかったらしい。だからこっちはその奥さんを調べている。家宅捜索もするつもりだ。教授、一緒に来ますか?」
「ぜひ行かせてもらおう。」
こうしていよいよ家宅捜索が始まる。
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