1月

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「う~ん。」 「まだ疑っておいでですか??」 キュヴェは、少し不愉快そうな顔をする。 「そうじゃ…ねえけど。」 「なんです?」 「お前がそのパンチー穿くには、もう五年必要でねえかい?」 「!?」 そう。 俺の少し上を浮かぶキュヴェは、スカートの中身が良ぉく見えちゃうんだな。 慌ててスカートを抑えるキュヴェ。 注意力が削がれたのか、フワフワと浮かんでいた椅子が急に重力に身を任しキュヴェと一緒に落下した。 「おい?大丈夫かい??」 「いたたた…。」 キュヴェは、恨めしくそうに頭とスカートを押さえ俺を睨む。 まぁまぁ、顔なんか林檎みてぇに真っ赤っかにしちゃって。 ちっさくても女の子だわいな。 大丈夫だ。 お前は、ロリロリ過ぎて俺のレーダーにゃ反応なしだよ。
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