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プルルルル―
―はいはい。海斗?―
「わりぃな。寝てた。相談だよな?」
―うん。今からいい?―
そして、カリンはスーパーまで原チャでやってきた。
一応俺は卵を買い終わっていた。
『ごめんね~海斗』
「いや、で相談って?」
カリンは少し暗い顔をした。
『和也のこと・・・・。海斗と最近久しぶりに会ってね私・・・・』
首をかしげた。
『和也のこと・・・・好きなのか分からなくなってきちゃって・・・・。海斗があらわれちゃったから。』
え・・・・?
「あらわれちゃったって・・・・同級生じゃん?」
『ごめん。やっぱ自分の問題だよね。ごめん。帰るね』
えーーーーーーーーーーーーーーーー!?
すっきりしない。
しかし、カリンは原チャでさっさと帰った。
仕方なく俺も自宅に帰る。
卵を母ちゃんに渡してカレーの匂いが漂う中、飯を食った。
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