第一章 オレの名は…

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第一章 オレの名は…

一体どれほどの間、私はここに居るのだろう……。 昨日、一昨日、それとも生まれてからずっと? 時間の感覚を失い、闇に閉ざされた空間の中を、私は右も左も上と下も分からない状態でただ流れに身を任せて漂って行く。 きっとこれからもずっと……。
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