禁断の果実,

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キーンコーン…授業の終わりをチャイムが知らせた。 ルイ「急がなきゃ…」 るいは急いでさっきまで出していた教科書を鞄に詰める。 私、柊 涙(ヒイラギルイ)。 今日からアルバイトに行くの!初めてだし、遅刻なんて出来ないよね…💧 ナル「るいー今日寄ってくー?」 この子は私の親友の奈留ちゃん。 ルイ「ごめん奈留ちゃん、ほら今日アルバイトの…」 (るいは急いで廊下を早歩きした。急いでいても廊下は走らない!を唯一守るような女の子…) ナル「あぁ…言ってたなぁ~…って!ちょっ!前!るい!!」 (なのだが…) ドンッ! ルイ「いたぁぁぁっ!!!」 よそ見をして廊下の壁に顔をぶつけた。 (ドジなのがたまに傷💧) ナル「だ、大丈夫?…るい」 ルイ「いたたぁ…💧」 半泣き ナル「ったく。」 るいの腕を引っ張り起こした。 奈留はふと時計を見た… ナル「あ…3時25分…。4時の約束やっけ?」 ルイ「え!うん…。25分!?ほ、ほんとだー!急がなきゃ!!!じゃ、じゃあ行くね!また明日!」 るいは手を振り早歩きで階段を降りた。 ナル「大丈夫かなぁ…るい。しっかりしてても、どっかぬけてるからな💧」 と心配しながら手を振って見送った。
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