90人が本棚に入れています
本棚に追加
キーンコーン…授業の終わりをチャイムが知らせた。
ルイ「急がなきゃ…」
るいは急いでさっきまで出していた教科書を鞄に詰める。
私、柊 涙(ヒイラギルイ)。
今日からアルバイトに行くの!初めてだし、遅刻なんて出来ないよね…💧
ナル「るいー今日寄ってくー?」
この子は私の親友の奈留ちゃん。
ルイ「ごめん奈留ちゃん、ほら今日アルバイトの…」
(るいは急いで廊下を早歩きした。急いでいても廊下は走らない!を唯一守るような女の子…)
ナル「あぁ…言ってたなぁ~…って!ちょっ!前!るい!!」
(なのだが…)
ドンッ!
ルイ「いたぁぁぁっ!!!」
よそ見をして廊下の壁に顔をぶつけた。
(ドジなのがたまに傷💧)
ナル「だ、大丈夫?…るい」
ルイ「いたたぁ…💧」
半泣き
ナル「ったく。」
るいの腕を引っ張り起こした。
奈留はふと時計を見た…
ナル「あ…3時25分…。4時の約束やっけ?」
ルイ「え!うん…。25分!?ほ、ほんとだー!急がなきゃ!!!じゃ、じゃあ行くね!また明日!」
るいは手を振り早歩きで階段を降りた。
ナル「大丈夫かなぁ…るい。しっかりしてても、どっかぬけてるからな💧」
と心配しながら手を振って見送った。
最初のコメントを投稿しよう!