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どれくらい歩いただろうか?首里城に着いた鐵乃助は、疲れた顔をして、意識を失ってしまった。
夢の中で鐵乃助が子供だった頃の夢を見ている。夢の中の内容は、鐵乃助と、もう一人可愛い女の子と、さとうきび畑で、かくれんぼしている。
鐵乃助が鬼で、可愛い女の子は逃げまわってる。そこへアメリカ軍が可愛い女の子を射殺し鐵乃助は大声で泣いている…。
気が付き倒れてた鐵乃助は目を横に向けたら、隣に夢で出て来た人が座っている。
そう。鐵乃助が子供の頃、その可愛い女の子は悲しくも、さとうきび畑で遊んでる最中、崖に転落して亡くなってしまった幼なじみなのである。
鐵乃助の横に座っている女の子は、『すぅ』って消えてしまった。戦争、必ず生き残ってと言うメッセージだったのだろうか?鐵乃助は起きあがり首里の地下にある本部へ向かったのである。
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