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あの日僕は後悔した
僕の運命は必然で
それであって偶然であり
奇跡でもあった
僕が今こうなってしまった理由?
知りたいかい?
いくら考えたって
きっと君には
一生分からないよ
いいや、分かってほしくない
何故なら――。
君が居て僕が居ない世界
それは僕にとっては
なんの意味も成さない
君にとっての僕は
一瞬の奇跡でしかなかった
それに伴って
僕にとっての君も
一瞬の幸福でしかなかった
一体僕にとっての君という存在は
僕の人生に何を齎したのかな?
あの日君と出逢っていなければ
僕の運命は少しは
変わっていたのかな…?
あの日君と出逢っていなければ
僕の…僕の死は
避けられる出来事だったのかな―――?
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