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時は毎日 刻み続けている   君は止まることを 知らない   僕が話し掛けたって 君は返事を返すことなく 時を刻むばかりだった   「君は止まらないのかい?」 「少しくらい休みなよ」   もちろん返事は無い。   だがもし君が 話せるならば きっとこう答えるはずだ。   「私が止まったら 貴方の時は 進まなくなって しまうでしょう? だから私は 止まることが 出来ないの」   君はすごく 僕想いだ   でも待てよ   君の代わりなんて いくらだって 居るじゃないか         …浮気者
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