優しさと苦しみと…

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那智と一緒に暮らすようになって1週間が過ぎた 思った以上に那智は 真面目な奴だと知る 夜は全く遊びに行かなくなった 行くなとは言わなかったが、那智は携帯を目の前で壊して、新しい携帯に俺だけの番号を登録して笑っていた 激しい奴だ… 店も手伝ってくれるようになった 最近は那智目当ての客も増えたみたいだ 那智は「うざい」と ぶつぶつ言っていた 驚いたのは、那智も 料理が上手だという事 「明日は休みだからどこかに行こうか?」 「ホント?」 「どこに行きたい?」 「ん~、海!」 「わかったよ、じゃ海に行こう」 「うん!」 「那智…」 「ん?」 「お前は若いんだから、遊びに行ってもいいんだよ」 「えっ?」 「退屈だろ?」 「どうしてそんな事言うの?胡蝶は俺と居るのが退屈?」 「そうじゃない」 「俺は胡蝶と居たいんだ!」 そう言いながら抱き着いてくる 「わかったよ」 「もう言わないで」 「言わないよ」 那智が首筋に舌を這わせる 「那智…」 「したいんだ…」 素直な感情を真っ直ぐに ぶつけてくる 「もういいから」 那智の服を脱がせ 優しく抱きしめる 「胡蝶…っ」 「お前はしなくていいから、感じてろ」 舌を這わせながら、指で刺激する 「あっ…ああっ…」 「那智…」 ゆっくり入りながら 抱きしめる 「んっ…っ」 「大丈夫か?」 「大丈夫っ…あっ…」 激しく攻めながら 同時に果てる 「胡蝶…愛してる」 「愛してるよ」 初めて愛してると那智に言う 愛してるよ…那智 愛してたよ…星羅
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