花と水と…

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「んっ…」 無意識に抱きしめ… 「おわっ!」 あっぶね~ 『おはよう』 「おはよう」 セラが顔を見つめる 「ん?」 『胡蝶の顔がはっきり見える』 「もしかして…顔が見えてなかったとか?」 『でも、想像した通りだった』 「眼鏡は?」 『頭が痛くなるんだ』 「でも危ないだろ」 『勘はいいんだ』 「お前な…てか、裸!」 『うん、暑かったから』 「は、はやく何か着ろ」 『わかった』 ベットから起き上がり 服を着る 思った通りの肌だな… 『ん?』 「あっ…お前の服も買いに行くか」 『いいよ』 「いいから」 『うん…ありがとう』 「じゃ、外でランチにしよう」 『うん!』 セラは嬉しそうに返事をした 「お前…寝る時もその ピアスを?」 『うん、外した事ないんだ』 「それ…」 『ん?』 「いや、シャワー浴びてくる」 立ち上がり、バスルームに向かう 月のピアスなんて 腐るほど売ってるよな まさか…な シャワーがら出ると セラは着替え終わっていた 「すぐ準備するよ」 『うん』 ニコニコしながら 髪を乾かす俺を見ていた 「お前の髪は…」 『うん、赤にしてるんだ』 「だよな」 『ホントはグレーだから隠す為に』 「えっ…?」 『ん?』 「いや…」 グレー… 月のピアス… 子供の頃の怪我… まさか…な
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