5123人が本棚に入れています
本棚に追加
「つまんねぇなら、自分で面白くしようとしろよ。
それこそ、彼女でもつくれば学校も違うもんになるんじゃね?」
そう言う浩次の言葉に、浩次の方に顔をむけ、さらに顔をしかめて言う。
「おんなぁ~?
やだよ。すぐ泣くし、わめくし、我儘だし。
なにかあったらすぐ何か買って~って言うんだぜ。
めんどくせー」
浩次は俺の言葉に半眼になって
「それ、美咲ちゃんの事言ってない?」
と言ってきた。
「わりーか?
俺には美咲も他の女もかわんねぇと思うけど?
一緒だろ?」
浩次に向かって指差しながら答える。
浩次が呆れた様にため息を一つついて
「違うだろ?だって美咲ちゃんは……」
と言いかけた時、部屋のドアがおもいっきり開いた。
最初のコメントを投稿しよう!