序章

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キラが近くに来ると泣き止んでいたが、甘え始めた 「「ぁぁ!」」「……にー」 レイとステラはキラに寄り添うように居るがカガリはキラの隣で手を引かれていた 「良かったわね。貴方、私達はキラを引き取る予定でしたから、とりあえず今は面倒見ましょう。」 「だっこ!!やぁぁ!」 「無理だよ。わぁ!後ろに抱きつくな。」 「良いの!」 「先が思いやれるな。」 「確かにね。」 カリダとハルマはキラが兄であるから頑張ろうとして居る姿に心配していた 「体弱い子だったからな。」 「よく入院して、退院していたからね。」 「にー?」「「ぁぁん」」 「大丈夫だよ。ちょっとくらっとしただけだからね。」 家についてから、三人を寝かせてあげたキラはカリダとハルマが此方を見ていないのを確認すると懐から携帯を取り出してメモリーを確認するとその病院に向かった 「キラ君、少し顔色悪いわね。いつもの先生居るから見て貰いなさい。」 「すみません。」 執事のヘブンに常連として通っている病院に来た アークレス病院 「待っていたわ。さぁ、見てあげるからね。」 いずれこの病院からある事件が発生するのはあり得ないと思ったあの言葉を聞くまでは 「先生、僕何か悪いんですか?いたっ!」 「大丈夫です。ちょっと待っててね。」 席を外すとキラは何か分からないが嫌な予感がすると思った その頃 「採取したわ。どうなの?あのこの体のミトコンドリアは?」 「自我を持っている完全に覚醒はしているがあの火事は関係ないな。取り敢えず、彼にはいつもの薬は出しておくが、今度は別の病院に行くようにしなさい。」 「良い実験体だったかしら?」 「これでアメリカに居る彼奴が覚醒したら、対抗できる存在だ。」 闇に見え隠れする事実、ミトコンドリアの覚醒とは? 「キラ君!席を外してごめんなさい。薬は出しておくから、後ね、この病院から別の病院に行くようにしなさい。貴方のお家からだったらヤマト病院が近いわ。」 「何かあったんですか?」 「言えない秘密があるの。」
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