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部屋で休んでいたキラは体が光っている事に気が付いた
「僕の中に誰か居るの?」
回りから緑色の光が溢れ出すとキラを守るように輝き出すと、一部の光が人の形を産み出すとキラを見ていた
「君は誰?」
[私はイヴ。ミトコンドリアイヴ、貴方の中で覚醒した者。]
「僕の頭に声が、君の声なの?」
[その通りです。貴方は私に気が付きませんでしたが、それでも、アークレスは私の存在に気が付いたらしく、免疫促進剤を毎日貴方に飲ませていました。お陰で私は真の覚醒をし、貴方の願いを叶える事、その為に貴方の力に為りましょう。私は人を滅ぼす事はしません。むしろ、アメリカに居るミトコンドリアイヴがそれをやろうとして居るのですからね。]
「クリスマスかイヴで起きる可能性があるかもしれない。それがもう一人の君なの?」
[アメリカには二人います。女優が危険のミトコンドリアイヴです。もう一人はまだ覚醒はしているのですが、本人が気が付いていないのです。]
「悲しいの?」
[時間はまだあります。彼女は私と貴方が会わなくても、危険のミトコンドリアイヴが目覚めさせる筈です。私はアダムが生まれない事を祈るだけです。]
「ミトコンドリアアダム?君達がそれを産み出す事ができるの?」
[女性の体を寄生する事により、その内部を支配して乗っとるそれに成功してしまえば寄生された人物は死んでしまうのですから。]
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