下僕

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僕と桐生さんは車を降りた 降りる時も使用人さん達がドアを開けてくれて、荷物を持ってくれた …あぁ、何だかセレブ気分… 「歩君?」 僕は感動のあまり立ち止まっていたみたいだ …ヤバッ、恥ずかしい!! 僕は誤魔化すように桐生さんに話しかけた 「す、凄いお家ですね!!」 「そうかな?」 はい!十分凄いです!! 桐生さんはと僕は屋敷内に足を踏み入れた 「うわぁ…」 僕は思わず感嘆の声を漏らす 屋敷内は、外に負けず劣らず凄かった 床は一面大理石 汚れ一つ見当たらない 自分が映るぐらいに磨き上げられている 天井には大きなシャンデリア キラキラと光っていてまるで宝石のようだった 屋敷一歩目がこんなに広いのだ だとすると中は… …もっと広い?
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