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「ご、ごごごご主人様?何でー、僕の上に居るんでしょうかー…」 僕の頬冷や汗が伝う きっと、今僕の顔は引きつりながらの笑みに違いない この危険な空気の中、僕の野生の勘、もしくは危険レーダーがものすっごく反応してるっ!! ヤバい、ヤバいぞ…この笑い方をしている時のご主人様はー… 絶対に何か企んでる!!!! うん、間違いないな 僕はこの先の展開が容易に想像できてしまい、それを阻止する為、ご主人様の下から何とか這いずり出ようと、倒れた姿勢のまま後退りした が、 「なーに逃げようとしてんだぁ…?」 「ひぃっ!!」 と、これまたお約束、ご主人様に掴まれて脱出作戦は失敗に終わった!!! くっ…また僕は喰われてしまうのか…!? って言うか、眩しっ、眩し過ぎるよ!!その黒い笑顔!! 何でご主人様はそんなに黒い笑顔が出来るんですか!!!? もう真っ黒ですよ!? 某アニメの「○執事」のセバス○ャンと1、2を争う程黒いですって!!! 「悪魔でご主人様ですから」 「はいーーーー!!!!!?」 何、人の心読んでるんですかっ!? って言うか何でご主人様が○執事知ってるの!!!? 「夜中にチャンネル回したらやってた」 「っ!!!!!?」 また読まれてるし!!!!
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