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ご主人様は悔しそうに戒璃さんを睨みつけていたけど、さっきよりおおきく舌打ちして、僕から足をどかした。 .....グリグリと踏んでからと言うオマケつきで 「....お前らを呼んだ俺がバカだった...」 ご主人様は壁に寄りかかってそう悪態をついた すると、 「はるちゃん、そーゆー事は言っちゃいけないんだよ?はるちゃんの悪い子ー」 「くっ!!!」 咲樹さんが、ご主人様に駆け寄ってお腹にパンチした 僕には小さい子が「えいっ」ってやったように見えたし、それ程力があるように見えなかったのに、ご主人様は床に崩れ落ちた 「ご主人様っ!!!!?」 僕はご主人様に駆け寄ろうとした が、 「駄目だよ、君はここで見てないと」 「えっ....?」 戒璃さんに腕を掴まれて、駆け寄る事は出来なかった .....戒璃さん、この後に何が起こるのか分かってて、それを楽しみにしているように見えた ご主人様、大丈夫かな? 第2ラウンド ご主人様VS咲樹さん 「あんな可愛い子にあーゆー事しちゃダメでしょー?乱暴しちゃダメって言ったよねぇ?」 「っ.....いっ...!!」 咲樹さんは床にうつ伏せになっているご主人様を仰向けにして、跨った そして、ご主人様の両手を頭上で押さえつけた。咲樹さんは両手でなく、片手で 咲樹さんは耳元に顔を寄せて囁く様にしていた .....ちょっとヤバく見えるけどね って言うか、何で咲樹さんみたいな小柄な人が大の大人なご主人様を押さえつけられるんだろ....
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