下僕

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「で、歩君、バイトの事なんだけどね」 「あ、はい」 僕は真剣に桐生さんを見つめた 「バイトって言うのはね、僕の身の回りの世話なんだ つまり…執事みたいなモノかな?」 …執事? 「どうかな?」 「…す」 「ん?」 そんなモノ… 「引き受けるに決まってるじゃないですか!!」 執事なんてカッコイい!!僕はこんなバイトがしたかったんだ!! …ん?バイト? 執事ってバイトでやるモノなのかな? 普通はご主人様とずっと居るのが執事なんじゃないのか? 僕は疑問に思ったから桐生さんに聞いてみた 「何でバイトなんですか?」 そしたら桐生さんはまたニコニコ笑顔 何か変な胸騒ぎがした…何だろ? 「で、どうなの? 引き受ける?引き受けない?」 桐生さんはニコニコ笑顔のまま聞いてきた
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