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僕が契約書を桐生さんに渡した途端に、桐生さんから笑顔が消えた
「桐生、さん…?」
僕は不思議になって桐生さんの顔を覗こうとした
次の瞬間
「んッ!?」
僕の目には桐生さんがドアップで映っている
…え?
思考が追いつかない
今、僕はどうなってるんだ?
口の中に何か違和感を覚えて、僕はやっと状況を把握した
…僕は、桐生さんにキスされている
「んぅ…」
口の中を桐生さんの舌が動き回る
歯列をなぞられ、舌を絡められる
な、何で!?
僕は出せる限りの力で桐生さんを突き放した
「…ハァ、ハァ…」
僕は何が何だか分からず桐生さんを見つめた
「痛ぇな
何するんだよ?」
え?
「桐生…さ、ん?」
喋り方が…さっきまでと違う
「お前はもう俺のモノになったんだ
下僕はご主人様の言う事を聞いてればいいんだよ」
は?
下僕?
ご主人様?
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