下僕

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恐る恐る首だけを動かして桐生さんを見る うわー 今までに無いってくらいの満面笑顔 でも 黒いーーー!! 目が笑ってないよー!! 怖い怖い怖い怖い怖い!! いまなら蛇に睨まれて動けなくなった蛙の気持ちがよーく分かります… 「じゃあ歩君、僕から逃げようとした罰だよ これからは僕の所で働くんだから、体に刻み込まないとね ここでの決まりをなぁ!!」 キャーーーーーーーー!! 誰か助けてー!! 神様仏様誰でもいいから助けて下さーーい!! 僕の願いも虚しく、桐生さんに担がれ部屋に連行された 桐生遙という名の悪魔の巣窟へと…
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