調教

17/23
前へ
/120ページ
次へ
言葉と共に涙が零れ落ちた 桐生さんは僕の言葉に満足したみたいで、 「よく言えたな、下僕 これで今日から俺はお前のご主人様 これからは"桐生さん" じゃなくて "ご主人様"って呼べよ?いいな?」 僕はもうイきたくて、「はい」しか言えなかった 僕の返事を聞くと、僕の目隠しを外した その途端に光が目に入り込む 涙で霞んでいる これからは、目隠しの闇とは比べものにはならないくらいの闇が僕を待っているのだろう 腕の拘束は一旦解かれたが、再び繋がれた 違うのは、鎖の長さ さっきのよりは確実に長い これなら部屋を動けそうなくらい でもやっぱりベッドに繋がれたままだった
/120ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2629人が本棚に入れています
本棚に追加