調教

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そんなワケあるかーー!! …なんて僕には言えない 「そそそ、そんなワケないじゃないですか!!」 そう言いながら僕は可能な限り後ろに下がった だけど僕が居たのはベッドの上 いくらベッドが大きくったってスペースは限られている ゆっくりと迫る恐怖 必死に下がる僕 そして、僕の背中が壁についた… …もう逃げ道はない 僕は覚悟を決め桐生さんと向き直った 「すみません、遂寝てしまいました… でも、約束の書類(?)は終わってます! だから許して下さいッ!!」 僕は土下座して謝った 桐生さんの反応を待つ 沈黙… 僕は沈黙に耐えられなくなって顔を上げた 「桐生…さん…?」
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