出会い

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その人は何かを考えるように僕を見てから、 「君さ、バイト探しているんだよね?」 と、少し距離を縮めながら聞いてきた 「あ、はい。…そうですけど…」 少し後ずさりしながら僕は答える 誰だって迫られれば逃げたくなるさ …あれ? 何で僕がバイト探してる事知ってるんだ? 僕、この人の前で転んだだけだよね…? 僕は不思議になってその人を見つめた そしたらその人は何か悩んでいたようだか、決めたようにニッコリ笑った そして、 「君、バイトを探しているならさ、僕の家で働かない?」 そう言ってきた
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