初体験

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「ッ…はい…」 あの時の記憶が蘇る 淫らに乱れたあの日 初めてあんな事を、男とした日 思い出すだけで体が熱を孕む それと同時に体の中心が疼きだした …ヤバい…体、がッ…! 僕の異変に気付いたようなご主人様は、言葉で僕の耳を犯していく 「なぁ、どんな気持ちだった?口では嫌って言ってたって…体はあんなに悦んでたよなぁ…?」 「ッ!!」 もう聞いていられなくて、耳を塞ごうとしたらご主人様に手を掴まれた そして更に顔が近づく 耳にご主人様の吐息と低くて官能的な声が響く そして、 「いい加減認めろよ…お前は俺が好きだって 男相手に感じる淫乱だってよ?」 「ぁッ!?」 耳に触れるか触れないかぐらいだったご主人様の、舌が耳へと侵入してきた 直に響く水音 舌が這い回る感触 全てが僕を煽る この頃はまともにご主人様に触れられていないから、余計敏感に感じてしまう
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