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どーしよ…僕、遂にご主人様とっ……うわぁーーーーー!!ハズい!ハズいって!!!!!! 僕は周りを気にするワケでもなく、頭を枕に押し付けてバタバタした 「いったーーーーーー!!!!!!!!!!」 漫画で言えば、グキッて効果音が入るぐらいの勢いで、目から火花が散っていると思う 体が痛い事、忘れてた 「うぅ………」 僕はまたベッドに突っ伏した 今度はもう痛すぎて力が入らなくて、もうイヤになって瞼を閉じた どの位時間が過ぎただろうか 相当あの痛みは体に負担をかけていたらしく、今目が覚めるまでずっと眠っていた 恐る恐る体を動かしてみたが、先程のような激しい痛みが走る事はなく、まだ鈍い痛みが残るものの、動けない程ではない 「ハァ…よかった」 僕は安堵の息を漏らす 流石にあんな痛みを何度も経験するのは、嫌だ …ご主人様もさぁ、もうちょっと優しくしてくれても…ねぇ? 僕は自分で自分に愚痴を零した …うっわ、何コレ凄く虚しい 1人で会話(?)している事に気づいてちょっと悲しくなった
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