苦手意識
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再び目を覚ますと真夜中だった。 月明かりで点滴の滴りが光っている。 そこから管を目で追い、ふと手を見ると彼が自分の手を握りながらベッドにもたれかかって眠っていた。 私が目覚めるまでの一週間、この人はこうやってついていてくれたのかな。 そう思わせるほど自然に手を握り、自然に寝息を立てていた。
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