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「今7時半だよ。
8時になったらご飯がくるって。
ずっと点滴だったから消化にいいものくるはず。
ちゃんと食べてね」
「……はい」
この人といると、やっぱり先生と話しているみたいだ。
「お母さん達お昼から来るみたいだし、御飯食べたらちょっと病院の周りを散歩しようか。
優羽は車椅子でだけど」
「はい、お願いします」
司さんが自分を気遣ってくれているのを感じて、申し訳ないと思うと同時に少しうれしくなった。
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