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ちょっとした違和感を感じた。
自分の歳は23だとちゃんとわかっている。
なのに3年前からの付き合いの彼のことだけが思い出せない。
そして、それ以外にも何か小さな違和感を感じたのだが、深く考える前に彼が口を開いた。
「俺がいろいろ説明するのもいいけど、できれば優羽自身に思い出して欲しいな。
急かしてるわけじゃないからゆっくりでいいけど」
口調がいたずらっぽく聞こえて少し笑ってしまった。
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