track.1 / アイス・ドウター窃盗団

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 少女はブラッドを抱き締めながら、家の中に入ると少女は風呂場に向かった。 「ブラッド…あなた暫く体洗ってないでしょ?」  ブラッドの体は砂埃などで汚れていた。 『ニャウ…』 「一緒にお風呂に入ろっか?」 『ニャ?』  少女はブラッドを風呂場へと連れて行くと、先に風呂場の中に放した。 「着替えてから行きますからね」  少女が服を脱いでいる頃、ブラッドは風呂場で寝っころがっていた。 「お待たせしました」  少女はバスタオルを体に巻き風呂場に入り、ブラッドを抱き上げ椅子に座ると膝の上にブラッドを寝かせた。 「大人しい猫さんですね」  少女がシャワーのお湯を捻りブラッドの体に浴びさせた。 「綺麗にしましょうねぇ」 『ニャウン…』  ブラッドは気持ち良さそうに少女に体を洗われていた。  少女はシャンプーなどで丁寧にブラッドの体で泡立てながら全身隈無く擦った後、洗い流すと黒い毛艶の良いブラッドが表れた。 「綺麗になりましたね」 少女は風呂の中にブラッドを湯の上に浮かばせると、次は自分の体を洗い始めた。  
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