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少女はすぐに玄関の戸を開けてブラッドに駆け寄ろうとした時、1人の男がブラッドに銃口を向けた。
「止めて!!」
バンッ!!!
銃声を聞いた瞬間、少女は手で目を覆い隠し泣き崩れてしまった。
「うっ……ブラッドォ…」
「ギャアァァァ!!!」
少女が『えっ!?』と泣きじゃくった顔を上げると、ブラッドが男の腕を噛みちぎっていた。
「このクソ魔獣が!!」
もう1人の男が銃口をブラッドに向けて距離を取った。
ドゥンッ!!!
距離を取っていた男の頭が吹き飛んだ。
「レ…レイヴァンさん!?」
レイヴァンは鋭い殺気を放ちながら漆黒の魔法銃を構えていた。
窃盗団の男がレイヴァンの顔を見て指を差して怯えだした。
「レイヴァンってあのS――…」
ドゥンッ!!!
何かを良いかけた男の頭もレイヴァンの漆黒の魔法銃によって吹き飛んだ…
「余計な事を言うな…
ブラッド!」
『ガルルッッ!!』
ブラッドは逃げようとした男の首筋を噛みちぎり、もう1人の男はブラッドの鋭い爪で首を切り落とした。
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