3人が本棚に入れています
本棚に追加
ルベリエがレイヴァンの姿を見て爆弾発言に余裕すら見せていた。
「俺達のチームを壊滅させる?
テメェ1人で何が出来る?」
レイヴァンは気が付くと周りを男達に囲まれていた。
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる…
まさにそれだな…」
レイヴァンは挑発すると魔銃を構えた…
バンッ!!!
「ぐッ…!」
レイヴァンは後ろからの不意討ちで銃弾を撃たれた…
だが、レイヴァンの攻撃は止まっていなかった…
ドゥンッ!!!
ドゥンッ!!!
前と後ろ1人ずつを仕留めた。
「防弾服か…」
レイヴァンは後ろに立つルベリエの存在に気がつかなかった。
ルベリエは左腕でレイヴァンの首を締め上げ詠唱を始めた。
「冷却の廃狼 長ける斧 孤高の仮面 打ち合う音色が虚城に満ちる
破砕の三十二
餽氷ノ斧」
ルベリエの右腕がパキパキと凍っていき綺麗な形をなした鋭い氷の斧が出来上がっていた。
「終わりだ…餓鬼」
ルベリエは右腕を振り上げ、レイヴァンの右肩を目掛けて降り下ろした。
最初のコメントを投稿しよう!