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ルベリエは漆黒の焔を身に纏ったレイヴァンの姿を見て、冷や汗を流した。
「紅瞳の漆黒の焔…
テメェが…ウォーカーか」
ルベリエの部下達がザワザワしだした。
「ウォーカー…って
1年前に世界的な戦闘武装殺戮集団を1人で潰した……
レイヴァン・T・ウォーカー!?」
「確か…賞金額は9億8千万ラフ」
「能力の詳細は…組織全滅で不明」
「確実に殺られる…」
ルベリエの部下達はレイヴァンの名を聞くと青冷めていった…
シュナリアをルベリエの部下達の話を聞き、レイヴァンを見た。
「レイヴァン…あなたは一体……」
バォンッ!!!
銃声の直後にアジトの屋根にポッカリ穴が空き誰かが入ってきた…
「久し振りだな…馬鹿弟子……」
レイヴァンは珍しく驚きと焦りの表情を見せた。
「し…師匠……
なんでアンタが……」
師匠と呼ばれた男は腰辺りまで伸びた白髪で、黒いロングコートに白い魔銃を持っていた。
「随分…――禍々しい魔力を垂れ流してんな……
まぁ…用件はコレだ」
師匠は抜き身の刀をレイヴァンに投げ渡した。
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