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Lovers Lier
1つのウソを隠す為
全てをウソで固めて
見失いますように わからないように
秘密の通路くぐって
ここは秘密の花園
見つけられないように 枯れないように
つまづきながら駆け上がった 階段の途中で
キレイな月を見たんだ
「こんなキレイで大きな月にいつも見られてちゃ
ウソもシンジツも全て見抜かれてしまうから 嫌だ。
だから夜には君とは会わない。イヤ、会えないんだ。
僕の気持ち、ウソだとバレるから、、、。」
1つのアイを隠す為
全てをアイで固めて
見失いますように わからないように
つまづきながら駆け上がった 階段の途中で
キレイな月は見えなかった
いつも僕を不安にさせるあの月はどこ?
「いつもキレイで大きな月にずっと見られてちゃ
ウソもシンジツも全て見抜かれてしまうから 嫌だ。
だけど今宵は月は出てないから 会うことにしよう。
僕の気持ちウソだと見抜かれないだろう。本当に?
そうか、シンジツなんて1つもないから月があっても
ウソだとバレることはないんだった、、、。」
もう1人の自分を創った。
それが誰だかわからない。
ただ1つわかっているのは 彼はウソツキ。
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