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中国の内戦は共産の長征とともに拡大して行き全土及んだ。
国民党政府は日本政府にさらなる支援を要請したが、日本では新型装備の生産に負われていて、国民党政府のさらなる要請には応える余裕はなかった。
アメリカは中国での市場拡大と、フィリピンの独立運動が赤化するのを恐れ国民党政府への援助を強化し、空軍に対してフライング-タイガース義勇軍を送り込んだ。
ソ連もあからさまなアメリカの援助を看て、共産党軍に赤色義勇軍を送り支援した。
中国の内戦は泥沼化する一方と成った。
アメリカは満州にも触手を伸ばし、満州油田の開発及び石油掘削の要求したが、満州国政府はこれを即座に拒否した。
また、アメリカは満州国政府に対しドイツへの石油輸出を止めるようにと圧力架けた。
満州国政府は、ドイツ国民の生活を守る為の石油輸出で有ることと反論し、アメリカに理解を求めた。
アメリカは日本と満州の急速な経済成長と技術革新に驚き、原因の調査を密かに始めた。日本政府は歴史的な検知から、ヨーロッパでの戦争は避けられないとの見方を強め、重化学工業に必要な微量元素やボーキサイトの備蓄を開始した。
この行為はアメリカを更に刺激した。
1939年
昭和14年
ドイツとソ連は不可浸条約を締結、世界を驚かした。
日本政府は直ぐに反応し、防共協定の破棄をドイツに通告すると共に、ポーランドへの侵攻を中止する用要請をした。
ドイツはこの要請に戸惑いを感じたが、ヒトラーの領土野心を止めることは出来ず、史実通り9月1日ポーランドに侵攻した。
イギリス・フランスはポーランドとの条約により、ドイツに宣戦布告したが、ソ連もポーランドに侵攻為たために、ドイツに対し軍事的行動を採れずに終わった。
ポーランドはドイツとソ連に因って分割占領された。
満州国政府は中立条約により、ドイツへの石油輸出を中止すると共に、防共協定を破棄した。
第二世界大戦が始まった。
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