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彼は全てを話してくれました。
薬物乱用で精神病院に隔離されていたこと。
彼は、何人も病院送りにして地元では死んだことになってること。
今も山口組員であること。
そして、最後に私を失うのが怖いと言っていました。
喜怒哀楽が人の数倍激しかった彼は、精神病院を出た後でも幾度かフラッシュバックにみまわれ自殺も考えたみたぃです。
そして、こんなに辛い思いをしてきたのに普段から皆に頼られてて疲れたんだと思う。
そして、お母さんのように包んでくれる愛が欲しかったんじゃなぃかと思った。私は泣きじゃくる彼を慰め傍に居るから。と言ってしまった。
この優しさがいけなかったなんてこの時は、彼の嬉しそうな笑顔に消され気付かなかった。
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