花火

まえがき

ぃつもと変わらない日常。雑踏の中に潜りこみ、どこか知らない土地にでもきたような孤独感。

何故、人は瞬くのだろぅか。

何故、人は生きていることを模索し続け歩んでいくのか。

もし、この世界に神様が存在するとぃうのなら、その応えを私に教えて欲しい。

たとえ無惨な結果だとしても私は失うものなどなぃ。
もぅ、何もなぃ。
この目は様々なものを見てきて私の心と共に成長してきたのだ。

汚いものも美しいものも。

また、この季節が廻ってきた。

春。
柔らかな光りが花ゃ木々を芽ぶかせ、命を吹き込む。
夏。
爽やかな風達が息を吹きかけ真夏の太陽に向かって、大きく枝を広げて背伸びをする。

秋。
葉は色とりどりに化粧をし名残惜しそうに散っていったものは土へ還る。

冬。
あたたかい春を待ち、やがて永い眠りにつく。

植物は何故、あんなにも美しいのだろぅか…。

これは、私なりの考えだが植物は、自分の種子を将来に渡り継ぐ精一杯の努力として美しさを保っているのだろぅと。

なら人間は、どぅだろぅか。

私も植物と同じ様に神様の産物だとしたのなら、私には、どんな使命がぁるのだろぅか。

今、思えばこんな酷い人生なら途中で引き返せたら、どんなに良かったと…。