序章 始まりは出会いから

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その日は何事もなく家につき、一日が終わる。 それから毎日、仕事をほっぽりだしても家庭教師の仕事が優先されて、その分の仕事を家に持ち込みしなければならない事態に落ち込んでいる。 家に仕事を持ち込むと家族皆がかなり五月蝿い。 憩いの時間が無くなる等、あらゆる手を使って家で俺に仕事をさせないようにしてる。 俺だって家で仕事などしたくない。 向こうで出来ないから家に持ち込まざるおえなくなってるんだろうが…… ふるふると怒りに震える拳の行方は今暫くは無いだろう。 ちなみに今は自宅で無言の怒りを受ける、仕事を家に持ち込み、自室でしている。 既に憩いの時間は終わり、皆それぞれの時間を過ごしている。 今なら無言の怒りを受ける事無く仕事が出来、すらすらはかどるだろう。 全く嬉しき限りだ。
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