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「アスランにもアスランなりの考えが有ったんじゃないかな？」
「オレは、アスランを信じようと思っていたのに…」
アスランはオレの気持ちを解ってくれたと思ったのに…。
「僕もアスランを信じて居たかったな…」
「けど、何度も裏切ったッ！！」
「…そうだね」
信じたら、裏切られる。
アスランは、何度も皆の気持ちを裏切って来たんだ。
「リウェルを哀しませた。皆を傷付けて裏切った…」
「シンは優しいね？」
「……？」
「だって、皆の心配してるじゃない？今の僕には、シンみたいに周りを心配する余裕が無いよ…」
「…！」
キラの表情を見て、シンの動きが止まる。
何かを堪える表情をしたまま、キラは口を開く。
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