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「バルトフェルドさんは恋人を亡くしたんだ。僕と戦ってね…」
「あっ…!」
「気にしなくていいよ」
焦り始めたシンにキラはそう言って続ける。
「その頃からあの人は戦争の終わりについて語っていた。その後、色々あって味方になったんだ」
「そうだったのか…」
「アスランが復隊した時、彼はカガリにこう言ったんだ」
《正義の反対は悪じゃない。また別の正義だ》
「別の正義…」
「あの頃の僕達もシン達もそれぞれの正義の為に戦っていたよね?そういう意味では、あの人は世界の変革を望んでいるのかもしれないね…」
「変革?」
シンの質問にキラは言葉を選びながら、答える。
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