3546人が本棚に入れています
本棚に追加
追う事を阻止された戦士達は秋の周りにいた。
一人の戦士が秋に近寄り怒鳴った。
「秋さん!何故逃がしたのですか!」
秋は鬱陶しそうに目を細める。
「うるさいなぁ…。アンタさ…偉そう…。誰に向かって口聞いてんの?」
秋が睨むと戦士は黙ってしまった。
「いや…秋の言い分は正しいよ。」
戦士達はその声を聞き振り返った。
「ナツキ様!」
ナツキはこちらへと向かって歩いて来ていた。
俺は【さん】で兄貴は【様】かよ…。
秋は心の中で舌打ちをする。
最初のコメントを投稿しよう!