第二十三幕

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死体は無事に回収出来た。 よし…。完璧だ…。 戦士が這い上がろうと床に手をつき秋はそれを踏みつけた。 「ぐあ!な…何を!」 秋はグリグリと踏み顔はニヤけている。 「ムカついちゃったからさ…。俺。」 秋は更に強く踏む。 「ぐあぁぁ…。」 「秋さん!」 もう一人の男が秋の肩を掴む。 「何?この手…。」 秋はポケットに手を入れる。 「やめろ!」 戦士が叫ぶ。 ダァン! 秋の肩から手が離れて屈強な男は態勢を崩した。 最早二度と立ち上がれる状態ではない。
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