第二十四幕

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ガチャガチャ…。 鍵を開けてトラップを全て解除して部屋へと入る。 「戻ったわ。」 マキは私を見るなり安堵した様子だった。 「おかえり…なさい。」 「写真が一枚だけ…それだけだったわ。」 マキに写真を手渡す。 マキは写真を眺め悲しい目をしていた。 「バカね…。本当…。」 ? 私はコーヒーを淹れた。 私の部屋には常にコーヒーが常備してある。 飲むとなんだか落ち着くからだった。
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