赤ずきん
22/25
読書設定
目次
前へ
/
70ページ
次へ
「俺は良くないと気付きながら、彼等と一緒に他者の金を、命を、絆を、夢を、幸せを奪ってきた。 そうしなければ生きて来られなかった。 だが、そんなことは理由にならない。 だから、そう、これは俺の罪であって罰なんだ」 そう言うと青年は目を閉じた。 「何……それ」 少女は低く呻いたかと思うと、青年の首から手を離した。 そして次の瞬間、室内に乾いた音が響いた。
/
70ページ
最初のコメントを投稿しよう!
89人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
22(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!