婚約者

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私は、神楽と庭にあるごく一部の花畑にいる。 「皐月様。そろそろ、菜月様のご婚約者が…」 先に口を開いたのは、神楽だった。 『神楽…。良いの!お姉様だから♪ねぇ~花束は何を基準に造るの?』 皐月は、一つの綺麗な花を見つめて神楽に聞く。 「そうですね…。造る内容によるのでは…?」 皐月の顔を見ながら、微笑む。 皐月は、「それもそうね!」と笑った。 皐月と神楽が遊んでいる内にも、裕は来ていたらしい。 結局、婚約する事になった。 皐月は、前から知っていたかのように笑う。
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