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二人は皐月を呼んだ。
『…お帰りなさい!!』
泣きながら、走る。
「大きくなりましたね…」
「長い間ごめんね?」
海外にいた、両親が急に帰って来た。
『お父様、お母様。私、生徒会になってしまいました;;』
「…あの子もかな?」
父は、少し遠くを見て聞いた。
『え…?』
振り向いて探す。
『…あ!!愁!?』
「顔を良く見せて…?」
母は優しく、愁を呼んだ。
「……」
愁は黙ったまま来た。
「皐月。彼は…?」
父は笑いながら、皐月を下ろした。
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