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思わず痛さに叫んでしまった。
「えっ!?そんな痛かったか?」
頼波はびっくりして手を離した。
『…っつ』
左手は、痛さで震えていた。
「大丈夫か!?これ外せ!」
勢い良く、皐月の手を取ったのは愁だった。
『愁…!?外しちゃ…!!』
そう言った時には遅かった。
「何…?この傷。」
「ほぼ全体じゃん!?」
「傷の幅が広い…」
頼波以外のみんなが呟いた。頼波は「俺のせいだ」みたいな顔で見ていた。
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