小さなお人形さん

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『広~い!!』 「綺麗だし。」 今、部屋にいます。予想以上に広いし綺麗です。 『あーぁ、良いなぁ。お姉様達は!』 外を見ながら、皐月はため息をつく。 「どうした…?」 それを不思議そうに遠くから聞く。 『菜月お姉様は、旦那様=裕さんと旅行ですって~』 「イヤ…俺達も旅行…;;」 初めて、愁は焦った。 『優勝商品じゃん。』 ボソッと呟いた。
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