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「文野さん！」
文野が廊下を走っていると後ろから声をかけられた
文野が後ろを向くと生徒会副会長の三石がいた
「なに？みっちゃん」
「崎田先生が呼んでたよ。なんか球技大会の事で話しがあるみたいだよ？」
「そーなんだぁ‥。めんどくさ‥」
文野は、あからさまに嫌な顔をした
「会長なんだからそんな顔しないの」
「へ～ぃ」
三石は、「行ってらっしゃい」と手を振った
文野は「了解」と敬礼して再び歩きだした
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